かれいなる日々

加齢と向き合うぐうたらな日々と、趣味ブログからはみ出たつぶやきなど

ちゃんと観てますか?『特典映像』

この世に『自分以上にだらしない人間は居ないのではないか? 』と日々思って生きている。

 

(思いつきで作ったブログなのでまだ体裁整えてないのですが、ここは「だらしない人間」が「加齢と向き合う日々」のふたつのテーマを主軸としています、一応。まあ細かいことはなんでもいいですよねハッハッハ)

 

月額会費を支払えば、映像や音楽などのコンテンツが自由に視聴できるストリーミングシステムが世の中に浸透して結構経つ。私も音楽と映像などでいくつかお世話になっている。幾ばくかのお金で膨大な量のコンテンツに触れることが出来るのも魅力の一方で、配信されているものに限り(偏り)があったり、かたちあるアートワークに触れることが出来ないという減点ポイン トも勿論ある。しかしモノグサな私にはそれ以上に「 音楽データの取り込みをしなくていい」という恩恵が大きい。聞きたいけれど聞けない音源は買えばいい。手元にずっと置いておきたい音源も買えばいい。それはそれとして、スマホでいつでもサクッと聞けることは本当に素晴らしい。どちらにも無くなって欲しくないと心から思っている。

 

しかし素直に考えて「モノが売れる」 ことは作り手へのバックも大きいだろう。その辺の話をしたいのでは無いので端折るけど、ディスクを売る人達はストリーミングに対抗してどうにかしてモノを売りたいと考える。そこで出てきたのが「特典」だ。CDや映像ディスクだろうが「限定盤」 と称される、通常盤より少し値段は上がるもののファンにとっては喜ばしい「なにか」がおまけとしてついていることが多く目につくようになった。豪華なパッケージ、ブックレットやグッズがついたり、レアな音源だったり内容は様々だが、最近では映像コンテンツがついていることも多い。バンドならばライブ映像を付けたりもよく目にする。かなりのボリュームで入れてくれることも多く、 一本ライブディスクを買ったと思えば購入者としてもコスパの良さを感じることが多い。ファンは喜んで買うだろうし、出す方ももう終わったライブ映像はクオリティが担保されていて安心だ。わざわざライブ映像をパッケージングして単体として出すのは大変だけど、おまけならばというのも本音であろう。


それはいい。win-winだ。めちゃくちゃありがたいことだし、今後も何卒宜しくお願いしたい。

 

で、本題に入る。それ、観てますか?『特典映像』ちゃんと観てますか?リリースされて喜んで買って、それちゃんと観てますか?

 

もう言っちゃいますけど、私はあまり観ていないんですよ!!!!ちゃんと数えた訳では無いけど、申し訳ないくらい見てないです、実は。
もったいなくて、開けたくなくて、とかじゃあないです。単に見てないんです。見る気満々で買ったのに。なんなら、映像の円盤をわざわざ買って観てないのとかある。平気である。 なんでだよ、じゃあなんで買ったんだよおまえは……富豪のお戯れかよ… …むしろ底辺で生きているのに……。

 

理由を考えてみるに「行ったライブだから」 とかも思いつきましたが、一番の理由は「時間がない」。 そりゃあそうです。今までは曜日を問わずライブへ行きイベントへ行きボドゲをしたりしていた。家にいなきゃそもそも見る時間もない。じゃあ隙間時間でちょこちょこ見ればいいのに「 せっかくならしっかりちゃんと観たいから」 というもっともらしい理由で先延ばしにする。そうこうしているうちにタイミングを逃し、 気持ちも落ち着いてしまったらなかなか手も伸びなくなる。自然と部屋の隅にディスクは積まれ、いつの間にやら地層を成すのでした。


これでいいわけがない。「積読も教養の内」というが、積み円盤はただの不燃物の山だ。

 

と、いうわけで。 この4連休はこの積まれに積まれた円盤を崩します。今まで受け取った特典という特典を享受しつくします。ただ手元にあるだけの燻っている物体を、再生することで本来の「特典映像」へと昇華できるのは私だけなのです。いいんだよ、だらだら流すんでも。それじゃ内容が頭に入らない?じゃあ何度も見ればいいじゃない。時間ならあるはずだ。なんせ今は緊急事態宣言中なのだから。